【素敵な装幀】きみが夢にでてきたよ/モモコグミカンパニー

2020年11月発売の元BiSHのメンバー、モモコグミカンパニーのエッセイ第2弾。
1弾目はメンバーとの写真を多く使い、BiSHとして成長していく活動の記録が多く綴られていました。BiSHのこと、そしてBiSHを通じての彼女の成長を知ることができましたが、第2弾はより自分の内面を掘り下げた内容を、格段に洗練された文章で綴った内容になっていました。
僕の好きな一文は、“わたしは昔から内気で恥ずかしがり屋なほうだし、人から注目されると赤面してしまうタイプだ。ただ自分の中で一つだけ決めていることがある。どうしても踏み出さなきゃいけないときは、それらを言い訳にせず躊躇なく一歩踏み出すということだ。”です。
若いとき彼女と同じように内気だった自分がこれを読んだなら、恥ずかしさで一歩踏み出せなかったことで逃してしまった自分の運命は変わっていたかもしれない、ということでした。

カバー全体。デザインは渋井史生さん、装画・題字はうすた京介さん
帯なし。表4はアイドルは人形、みんなに好かれてこそ。というイラストでしょうか
おもて表紙
うら表紙
総扉
目次
本文。1ページ14行
第1弾はBiSHの写真をたくさん使われてましたが、今回はモモコグミカンパニーさんの写真のみです
特に感動したのが28個ある見出しすべてを手書きロゴで作られているところです

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