コンピュータという箱の中で繰り返し行われるシミュレーションこそが宇宙だけでなく物理のさまざまな事象を発見・証明してきたことをわかりやすく説明されています。
冒頭はイメージしやすいように天気予報の予測から始まっています。手計算でシュミレートしていた時代から、現在のコンピューターを使って局所的に正確に予測できるようになった天気予報、次に、宇宙の誕生や終焉、宇宙の大部分を占めるダークマターやダークエネルギー、そしてブラックホールなど、宇宙の話題を中心にしながら、ニュートリノなどの量子、人工知能についても解説されています。

装丁デザインは寄藤文平+垣内晴さん






