【素敵な装幀】わたしの知る花/町田そのこ

ぼろの服を着ていつも画板をぶら下げ公園でスケッチをしている平さんというおじいさん。高校生の安珠は自分のおばあちゃんと平さんが一緒に写っている写真を偶然見つけたことをきっかけに、平さんが数十年かけてやっと生まれ育った町に帰ることができたこと、救いを求めて小藤という女の子が世界を冒険する絵本を一生をかけて描いていることを知る。まだ人生の浅い安珠は平さんの人生はあまりにつらく切ないと思うのでした。

装幀は鈴木久美さん、装画は宮城高子さん。手触りの良い優しい風合いの紙を使用されている。
遠くから見るとカラフルなフェルトが本物っぽく、なにか特殊加工されているのかと思いましたが、紙の質感で表現されているようです
装幀は鈴木久美さん、装画は宮城高子さん。手触りの良い優しい風合いの紙を使用されている
カバーと同じく、手触りのよい、深い緑色の紙を使用されている
表紙には物語に印象的に出てくるひまわりの花が描かれている
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