【素敵な装幀】あやふや記憶の本棚/あやふや文庫

「鳥になって、犬になって、人間の女の子になる話」「主人公が異世界に来てしまい、不思議な植物を見つけます」など、タイトルが思い出せない、一部の描写しか覚えていない。そんなあやふやな記憶の本を見つけ出してあげる本。
著者は「あやふや文庫」というXのアカウントを運営されていて、その中から特にたくさんの方が探している本を紹介されています。

デザインはsoda designさん。タイトル文字の位置をズラしたり、文字の一部を白抜きにしたりと、あやふやあやふやで一部の記憶が飛んでいる感じを表現されています。また、棚という漢字を使って本棚を表現されています
イラストはRinoさん。脳のランプが面白いです。帽子の上でチーズをかじっているネズミは記憶の欠如を表しているのでしょうか
表紙は本棚のイラストとさまよう本の幽霊ちゃん
薄く透けるカバー用紙を使って、表紙の本棚が透けて見えるようにされています
カバーの裏からもタイトル文字が見えます
本文は4色。ポップな印象に仕上げられています
章ごとに基調カラーをわけられています
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