【素敵な装幀】箱の中の宇宙/Andrew Pontzen 訳=竹内薫

コンピュータという箱の中で繰り返し行われるシミュレーションこそが宇宙だけでなく物理のさまざまな事象を発見・証明してきたことをわかりやすく説明されています。

冒頭はイメージしやすいように天気予報の予測から始まっています。手計算でシュミレートしていた時代から、現在のコンピューターを使って局所的に正確に予測できるようになった天気予報、次に、宇宙の誕生や終焉、宇宙の大部分を占めるダークマターやダークエネルギー、そしてブラックホールなど、宇宙の話題を中心にしながら、ニュートリノなどの量子、人工知能についても解説されています。

鮮やかな蛍光イエローのカバーと蛍光ピンクの文字が遠くからでも目を引きます。
装丁デザインは寄藤文平+垣内晴さん
帯なしカバー
表紙
表紙の背表紙
別丁扉は蛍光イエローの用紙を使用されています。見返しはタントP-67でしょうか。表紙と同じ用紙を使用されています
目次
章扉
本文は1ページ16行。文字を少なくして簡単そうな印象にしているのでしょうか。見出しも細いゴシック体で軽い印象
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