『KOZAKAIZM コザカイズム』小坂井大輔

装画・装幀:鷲尾友公

ボクシングで、中華で、歌人。待望のセカンドアルバム的短歌集。著者の実体験や日常生活を基にした短歌が280首収録されています。
「町中華屋の長男として舞い降りたばかりにすべての床のぬるぬる」
「マンションのエントランスにキャバ嬢の名刺散らばる美しい朝」
「恋人が帰ったあとに立ててやる伏せてた家族写真を棚に」

カバー

とてもインパクトのある装幀。完全に透明なプラスチックのカバー用紙にボクサーとリング、下に透けている表紙には昭和的なもののイラストが散らばっています。まるでボクサーで中華屋で歌人である著者を表したようなデザイン。アーティストの鷲尾友公さんがご自身で描き、装幀もデザインされています。カバーと表紙を合わせて1枚のデザインにまとめられている手法に感動!

表1

帯あり
帯なし。表紙のイラストと合わさって1枚のイラストになっています。すごい!
透明なカバーにボクサーとリングと手に持ったなにかレトロなゲーム?
やはり透明ですね〜

表4

帯あり
帯なし。開いた扉から女性が煙となって出てきてるように見えますが、
どうでしょう?

背表紙

帯あり
帯なし

表紙

表1側。カバーに隠れて見えませんでしたが、男の子が隠れていました
表4側。シュールリアリズムのような絵。
女性たちが抱き合っているようにみえます。
表紙の背表紙

本文

(1P目)見返し用紙(色上質 濃クリーム?)と総扉
3P目)目次
5P目)扉
(7P目〜)本文
本文
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