『石炭挽歌』末利光

装幀:薄木半紙
発行:寿郎社
四六判/上製本/264ページ/モノクロ


札幌の出版社、寿郎社の書籍。NHK札幌放送局〈炭鉱事故〉担当のアナウンサーの記録です。昭和40年代、炭鉱事故が頻発し北海道から石炭が消えていった時代。美唄、赤平、夕張⸺炭鉱災害の現場で実況中継をしていた元NHKアナウンサーの著者が当時の街と人と企業の姿を記しています。

カバー

表1

ドドンとでかく配置されたタイトルがなんといっても特徴の装幀
タイトルは黒の箔押しがされています。凹凸のある用紙に艶のある黒インクは石炭を表現されています!
カバー用紙は「レザック82 ろうけつ|白」が使われています
帯付き
帯には掘り起こされた石炭が描かれています。こちらも凹凸のある用紙に艶のある黒インクの箔押しがされていてこれはまさに石炭!
帯用紙は「レザック82 ろうけつ|肌」が使われています

表4

帯付き

背表紙

帯にも黒の箔押しがされている豪華仕様!
帯付き

表紙

表1側。銀の石炭のイラスト
表4側。銀の石炭のイラスト
表紙の背表紙

本文

見返し用紙。石炭の本なので基本的に黒基調になっています
見返し用紙
総扉。写真は炭鉱事故があった雄別茂尻炭鉱の繰込所と立坑
はじめに
目次扉
目次
プロローグ
プロローグ
章見出し。章扉はありません
本文。フォントは小さめです。1行45文字、1ページ18行
本文。データの図版が多めに使われています
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