『夢のうた』左右社編集部

装幀:脇田あすか
発行:左右社
B6判変形/上製本/136ページ/モノクロ(巻末 ゴールド1C)


海、月、雪、花、雨に続き「◯◯のうた」シリーズの第6弾。100人の歌人が“夢”についての短歌を1つずつうたっている。今回もたくさんの有名な歌人がうたわれていて、お気に入りの歌人が出てくると嬉しくなる。歌人それぞれに特色があり、もともと自由な人たちの夢のなかはさらに自由でクスッと笑ってしまう作品が多く、好きです。

装幀は「◯◯のうた」シリーズを通して脇田さんが手掛けられています。


カバー

表1

カバー用紙は高級感のある薄いベージュ。そこにホログラム箔が貼られています。上が現実、下が夢を表しているように感じます。現実と夢との境界はホログラム箔のグラデーションで表現されていてとても美しい装幀です
他の「◯◯のうた」シリーズ同様、タイトルは箔押しがされています
ホログラム箔は暗いところでは銀色ですが、
光が当たると七色に輝きます!
帯付き。帯からはみ出しているホログラム箔のグラデーションが素敵です
帯はほんの少しだけ透ける薄い和紙のような繊細な用紙が使われています

表4

表4側にもホログラム箔が貼られています
帯付き。必要な情報はすべて帯に載せられているので、帯を取ると余計なものを排除した飾っておきたくなる美しい本になるのも嬉しいポイント♫

背表紙

背表紙のタイトルにも箔押し加工がされているないつくりです!
帯付き

本文

見返し用紙と別丁扉
見返し用紙は落ち着いたベージュ色
総扉
短歌ページ
短歌ページ
幕間ページと栞紐(スピン)
巻末は100人のプロフィール紹介ページになっています。用紙は短歌ページとは違うクリーム色の用紙に変更され、文字はゴールド1色が使われています
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